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ムガール帝国の遺産・透かし彫り
ムガール時代の建築物にふんだんに使われた「透かし彫り」
Stone Jaali(ジャーリー)と呼ばれ、インドを訪れた方なら
どこかで目にしたことがあるはず。

デリーならばフマユーン廟などで見ることができます。
いつもご案内していますが、できれば朝、開場と同時に
行くと朝日の具合でより綺麗に見えるのです。
humayun.jpg
インドの透かし彫りを有名たらしめた所以でもある
アハマダーバードのスィディ・サイードモスクのもの↓
16世紀に建てられたこのモスクは、グジャラートの
イスラム建築の代表的なもので、この樹木を題材とした
透かし彫りは、その後各地でレプリカが作られたり
デザインが壁画に転用されたりもしています。
sidi-saiyyad-ahmedabad.jpg
これだけがえらく有名になってしまっていますが、両面や
側面にあるジャーリー・スクリーンもすごいものだらけ。一見の価値ありです。

石に透かし彫りを施したものを、壁面に使う目的は
陽射しや外からの視線を遮り、かつ風通りを良くするため。
デザインはアラベスクや幾何学的なパターン。

アーグラーにタージ・マハルを見に行った方は多いと
思うのですが、ちょっと足を伸ばして
ファテープル・スィークリーの遺跡まで行くと
素晴らしい透かし彫りを目にすることができます。

偉大なるムガル帝国の皇帝ジャラールッディーン・ムハンマド・アクバル
(アクバル大帝)は一大帝国を築き上げ、まごうことなき王として
君臨しておりました。
が、残念ながら跡継ぎに恵まれず、アーグラー郊外のスィークリー村に
住む聖人サリーム・チシュティーの祝福を受け、荒行まで行ったのです。
サリーム・チシュティーはアクバルに3人の息子が生まれる と予言し
それが現実となりました。
長男は聖者の名を取ってサリームと名付けられ、後に
皇帝ジャハンギールに。アクバル大帝は聖者に敬意を表するため、
スィークリーに遷都します。
これがファテープル・スィークリーなのですが
深刻な水不足のため都は退きを余儀なくされ、遷都から14年後には
完全に放置されて、都はアーグラーへと逆戻り。

赤砂岩でできたファテープル・スィークリーの中に
白大理石でできたサリーム・チシュティー廟があります。
fatehpursikri-chishti.jpg
その中からの眺めがこの写真。チシュティーの言に従って
荒行をしたアクバル大帝が子宝に恵まれた・・・・という
その伝承から子宝を願う人々が参拝に訪れているのです。

そして、もう一つ。日本からの観光客はほとんど訪れることのない
グワーリヤル(グワリオール)の街にある透かし彫り
グワーリヤルは現在のインドで最も裕福なマハーラージャー・
スィンディヤー王家のお膝元。
その街にあるジャミ・マスジッドの中に、スーフィー聖人の
モハンマド・ガウスの聖廟がありまして。そこの透かし彫りが
また素晴らしいのです。
mohammadghaus-tomb-gwalior1.jpg
華美な派手さはないけれど、すっきりシンプルで綺麗。

透かし彫りでも、象嵌細工でも、布でも、ムガール建築でも
はたまたインドの寺院建築でも、なにかひとつテーマを追って
インドを旅する・・・・ってのもまた、味のある楽しみ方ですよね。

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2013.03.11(Mon)  芸術・文化COMMENT(4)TRACKBACK(0)TOP
コメント

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
- 2013.03.11(月) 09:19  [編集]


鍵コメYさま~~

コメントありがとうございます。
こうして連絡とりあえることが、と~っても嬉しいです。

一緒に「テーマを追う旅」に出たいですね。
(でも私の素性がばれて呆れられるかも・・・・笑)
やっぱり仏蹟が第一候補でしょうか☆
Blue Lotus 2013.03.12(火) 01:19 URL [編集]


窓フェチにインドの透かし彫りはたまりません。
昨年暮れにせっかくビザを取ったのにインド行がなくなってしまって使ってない。インド、行きたいです~。
グワーリヤルも良さそうですね。
Lunta 2013.03.12(火) 08:51 URL [編集]


Luntaさ~~ん

透かし彫り、ほんとに綺麗ですよね。

そうそう、延期になってその後どうなさったのだろうと
思っていました。また次のプロジェクトを立ち上げて
ぜひインドへ~~!
グワーリヤル、おすすめですよ。(つまんなかったと
言う人もいるけど、私は好きでした。)
マッディヤ・プラデーシュ州自体がもっと注目されて
いいと思います~ 
Blue Lotus 2013.03.13(水) 01:25 URL [編集]



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