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neelkamal

  • Author:neelkamal
  • デリー在住、兼業主婦。
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「しあわせ」って
インドは人を哲学的にする・・・なんて言われます。
「インドで考えた」「インドでワシも考えた」などなどの
書籍がロングセラーになっているのもその所以。

たとえば路上生活者を見て、「かわいそう」と感じるのは
こちらの思い込みかもしれない。本人たちは家族そろって
同じところで暮らせて、それなりに満足しているかもしれない。
その同情心は余計なお世話かもしれない・・・といつも自問自答しています。

人が同情心を持つ場合、 優越感から生まれるもの
罪悪感が刺激されたもの、さまざまな誘引があると思うんです。
インドで暮らしていると、知らず知らずのうちに私たち日本人は
優越感を感じている。
見るからに自分より劣悪な環境にいる人、貧しそうに見える人
彼らに対して優越感を感じ、彼らが「かわいそう」だと決め付けてしまう。
それが正しい見解かどうかは、本人たちにしかわからないはずなのに。
mahipalpur13.jpg

たとえば。
       ******
以前、ジョードプルのマハーラージャーにインタビューしたときに
ジョードプルでお気に入りのこと(もの)は何ですか?とたずねたら

どんな環境であれ、人々の目がきらきら輝いていること
貧しいなりにも「しあわせ」だと言える人々が多いこと

と仰いました。そんなの綺麗ごとだと思われる方もいらっしゃるでしょうが
そんな風に自分の街に住む人を把握しておられるガジ・スィン2世は
「ちゃんと人の目を観て政治を執り行っておられるのだなぁ」と感じました。
       *******

今日は何が言いたいのかと申しますと~

インドでNGOやNPOや慈善活動などをする場合には
何が求められているのか、何をすることが一番ためになるのか
を把握し、「継続」することが必要だということを力説したく。
amer-nomad13.jpg

いつもその例として紹介するんですが
日本のとある団体が、デリーのスラムに「簡易トイレ」(よく
工事現場とかにある、独立式のもの)を2つ寄付したんです。
で、フォローもアフターケアもなしに2年後に同じ団体の方が
そのスラムに行ってみたら、簡易トイレは「卵やさん」として転用されて
ひとつが卵の倉庫に、もうひとつは卵売りの店舗になっていたという話。
そしてスラムの人々は相変わらず、朝夕お尻を洗うための水の入った
マイボトルを下げて、近所の潅木のある場所に用足しに通っていたというわけ。
与えっぱなしでは、要を為さないってことの典型的な例ですね。

援助が必要なコミュニティや地域がある場合
必要なもの・ことがらを聞いてその要求を満たすことができない場合には
継続的な「金銭的援助」が一番有難がられるはず。
冬服が必要であったり、栄養価の高いビスケットが必要であったり
洗ってすぐ乾くようなおむつの布地が必要だったり・・・・・
それは現場の声を真摯に聞かなくては理解し得ないことですよね。
その相手方のニーズも時の流れとともに変容するだろうし。
人間的尊厳が守れるようにするための援助、というのは言わずもがな。

もうひとつ。
        *****
マザーテレサがご存命の頃、とある日本の宗教指導者との
ミーティングの席に同席させていただいたことがあります。
アポイントはとってありましたが、初日は近所を巡回に行かれた
マザーが時間になってもお戻りにならず、こちらも他の予定があったので
翌日のアポイントをいただいて帰り、翌日もまた同じ・・・・
3日目にリーダー格のシスターに「一体マザーは何時にお戻りに
なりますか?」とたずねたら「途中で困った人や行き倒れた人を
見つけた場合には、彼らの必要が満たされるまでとことん
お世話なさいますから、何時におもどりになるか・・・・御ミサの時間には
もどられるはずです」とのこと。

「必要が満たされるまで」

これがまさにポイントであろうと思います。
(結局マザーにも無事お目にかかれて、手をつないで(!)
修道院の中を歩いたこと。マザーの手の感触は、勲章のように私の掌に残っています。)
        *****
happydog13.jpg

そんなわけで、少しでも手助けが必要な場所・施設・団体への
援助が実現できるようにと、日本人会のボランティアサークルを通じて
博物館ツアーを企画していただいています。
ご案内役を勤めさせていただくことにより
皆様からの参加費を「施設援助基金」にしていただいております。
何もせずに目に入ってくるさまざまな現状から目をそらすよりも、
なにかしらやりたいけど、なにをやったらよいのかと憂えるよりも
ちっちゃなことでも、まずは動く。

今年もおかげさまでお申し込みが定員に達したとのこと。
ご参加のお申し込みをいただいた皆様、ご協力に御礼申し上げます。
1月28日の「インド勉強会」(+クラフトミュージアム事前勉強会)
2月12日の「クラフトミュージアム見学会」でお目にかかれるのを楽しみにしています!

(本文の内容と写真とは無関係です)

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2013.01.16(Wed)  青蓮日記COMMENT(13)TRACKBACK(0)TOP
コメント

こんばんは、ジャッキーくんのファンです。

新年から興味深い内容で
とても勉強になりました。

添付写真のワンコは、のらワンコのように見えますが、痩せていない、寝姿も緊張していない様子なので劣悪な環境ではない?聞いてみたいです。
                
かいまるくん 2013.01.16(水) 20:13 URL [編集]


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- 2013.01.17(木) 09:08  [編集]


かいまるくんさま

ジャッキーは今日も元気です。ww

写真のワンコはリシケーシュのガンジス河川敷で
気持ちよさそうに寝ていた子です・・・世界中どこにいっても
ワンコに目がいってしまうので。てへへ
Blue Lotus 2013.01.17(木) 11:58 URL [編集]


鍵コメPさま

う~~ん、答えに窮する問題ですね・・・・

インドのどの街に行くのか、どの団体(旅行会社)を通じての
アレンジなのか、ホームステイしたい目的は何なのか
それぞれ異なるとは思うのですが、「ホームステイ」=家族の
一員として、本当の娘のように扱ってくれる、アメリカ的な
受け入れをしてもらえる・・・と受け止めておられるのでしたら、
インドのそれはどちらかというとイギリス的
「Paying Guest」だと考えたほうが良いと思います。
お金を払って、割り切って下宿すると言うほうが近いかもしれません。
自分からずかずか踏み込んで入れるようでなければ、受身では
ホームステイする意味がないと思われます。

正直なところ、単独でのホームステイは
日本の女子高生にはきついんじゃなかろうか。

昨今日本でも報じられているインドのバス内暴行事件は
極端な事例としても、若い女性が知らない街を無防備に歩かない、
日暮れ以降に同行者なく出かけない、危険な場所・安全な場所(人)を
察知できる嗅覚(!)も必要・・・・というのはインドに限った
ことではないと思います。実際にデリーで暮らしていて
治安の面で不安に感じることはありませんから、
安全な場所をきちんと把握して動くことが大切ですね。

はじめから「一ヶ月」と決めてしまわずに
3日のお試しとか、1週間とかでまずは体験するのも良いでしょうし
学校が企画するプログラムにのっかる(私の大学の後輩たちは
そうです)、
誰かインドに慣れた人が企画するプログラムで来印する
日本人のコーディネーター(お世話係)が常駐する機関で
ホームステイする、などさまざまな安全策が取れます。

・・・・とは言っても、お子さんは「もう絶対行くって決めたんだから!」
って仰るんだろうなぁ。

インドに住んでるオバちゃんが、
英語で最低限のコミュニケーションがとれるようになってから
いやなことはいやだって毅然と断れるようになってから
大学3年生くらいになってからでも遅くはないんじゃない?
って言ってた・・・・とお伝えください。
Blue Lotus 2013.01.17(木) 13:05 URL [編集]


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- 2013.01.17(木) 17:24  [編集]


ここにもいた

ここにも現役のマザーと会ったことがある人がいたんだね。私も会いたかった。今の私の近しい友人で二人目だ。羨ましい。そして ボランティアをする彼女と同行してみたかったな。私たちができる範囲のボランティアについて考えさせられているところだったから ちょっと刺激受けてますよ~

私も 何か講習会とかできるかな?まだまだ浅いからな・・・・あなたはやっぱり素敵すぎる❤ジーンときたよ 必要が満たされるまで これがお互いをつないでいるはずだよね。
アルト2号 2013.01.17(木) 19:33 URL [編集]


鍵コメPさま

その団体のプログラムだったら
精査されているので大丈夫だと思いますが
初回というのがやはりちょっとひっかかりますね。
リストを拝見しましたが、受け入れ先になっている学校は、
こちらでも評判の良いトップクラスの学校ばかりです。
お子さんにとっても、ご両親にとっても納得のできる
選択になりますように。
また具体的なご質問がありましたら、遠慮なくご連絡ください。
Blue Lotus 2013.01.18(金) 01:05 URL [編集]


アルト2号ちゃん

講習会、いっぱいできるじゃな~い?
かぼちゃパンとか、おいしいクッキーとか、お饅頭とか
それにネイルでしょ、お裁縫でしょ・・・・・

「できること」だけしかやらない・・・って決めてしまうと
許容範囲が狭まっちゃうから、ちょっと背伸びするくらいが
丁度良いのかもなぁ なんて最近思っています。

アルト2号ちゃんたち世代がガンガン進んでもらわなくちゃ~
こっちはもう「後押し・ヘルプ・ご隠居世代」なんだからさ。

Blue Lotus 2013.01.18(金) 01:11 URL [編集]


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- 2013.01.18(金) 07:53  [編集]


インドに通ってると、そのような事態にぶつかります。
私も、いつも考えています。でも自分の好きなインドとの係わり合いと言うところが外せないので・・・・・
やはり何か行動ですね。なかなか見つからないが、インドに行きたい人を連れて行きたい。かな?

とても同感です。あなた様のブログにより日本に居ながらインドを感じられて幸せです。ありがとうございます。
たかこ 2013.01.19(土) 23:38 URL [編集]


たかこさま

そうですよね~
行動を起こせない言い訳はいくらでもできると思うんですが
まずは何か動かないことには始まりませんものね。

日本にいながらインドを感じられる・・・・なんて嬉しい
励ましのお言葉!今年もよろしくお願いします☆
Blue Lotus 2013.01.20(日) 00:56 URL [編集]


現場を知っていないと…スマトラ地震の際に南インドに送られてきた大量スパゲティ。当時は使い方も分からずにそのまんま放置されたこともありましたね。売れたかしら。


足の得意な人は足で、手の得意な人は手で、口の得意な人は口で(英語とかも)、音楽や絵やPC。得意技のコラボができるのがグループの良いところ。

必要が満たされるまで…必要、この施設に必要とは何ぞやという気持ちをいつも持ってたいな~。

☆ミュージアムツアー☆とっても楽しみにしています!
楽しみながら、喜ばれ、支援もでき、一石三鳥+☆
いつもありがとうございます!
まー 2013.01.21(月) 13:35 URL [編集]


まーさま

東日本大震災のときにも、女性の下着とか
赤ちゃんのおむつとか、必要なものが行き渡っていないという
報道に心を痛めていました。

ほんとうに、得意技を出し合って何かしら役にたつことを
見つけていかねばなりませんね。よろしくご指導くださいませ~
Blue Lotus 2013.01.22(火) 01:11 URL [編集]



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